TOKYO SCORING STRINGSを使ったストリングスサウンド構築術 〜作曲家 伊藤 翼氏による活用法は?〜
◎開催日時
1/12(水)18:00~
生配信 視聴無料
◎概要
日本が誇る“室屋光一郎ストリングス”の演奏をキャプチャーしたストリングス音源 「TOKYO SCORING STRINGS」。
ストリングスの演奏を担当したのは、世界的に有名なアニメやゲームのサウンドトラックで活躍する、日本を代表するセッション・ストリングス・アンサンブル“室屋光一郎ストリングス”。レコーディング・エンジニアは“相澤 光紀”氏が務め、サウンドシティ・スタジオのAstでレコーディングされました。
本配信では、ゲーム、アニメの楽曲制作で活躍する作曲家 伊藤 翼さんを講師にお招きし、実際に、プロが本製品をどうのようにして使い、楽曲にストリングサウンドを加えていくかの実例を紹介しながら、本製品の特徴や使った印象を解説します。
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講師プロフィール
伊藤 翼
高校の吹奏楽部にて金管楽器のテューバを始める。2007年に東京音楽大学の器楽専攻テューバ科へ入学、演奏技術を学びオーケストラプレイヤーを目指す。在学中に作編曲を独学で始め、様々な劇伴作家のアシスタントを経験する。2012年にソーシャルゲームのBGM制作で作曲キャリアスタート。年間100曲以上のBGM制作を2年続け、その傍らアニメの主題歌楽曲提供を開始。現在は映像音楽の制作や、アーティストへの楽曲提供、音楽プロデュースをおこなう。2018年自身のサウンドの基準を定めるためトラックダウンと歌の録音に特化したレコーディングスタジオ「Sync Studio」を設立。オーケストラで鍛えた構築力と繊細さ、歌モノで鍛えたキャッチーなメロディと派手なサウンドの両立を得意とする。
TOKYO SCORING STRINGSとは
なぜ日本のストリングス・グループを米国 IMPACT SOUNDWORKS がキャプチャーしたのかには、もちろん理由があります。IMPACT SOUNDWORKS の Andrew が日本のコンテンツを敬愛し、サウンドトラックを毎日のように聴いてきたこと。そのうちに“室屋光一郎ストリングス”のサウンドはもっと世界で知られるべきだと思いはじめたこと。自らのトラックに室屋氏の演奏を取り入れたいと思ってもそれを海外から叶えることが容易でなかったこと。昨今のDTM業界において、主観や雑念や固定観念のない純度の高いライブラリを作り出そうとしたときに、室屋光一郎ストリングスの音を真摯にキャプチャーできるデベロッパーはそう多くありませんでした。
『東京スコアリング・ストリングス』には、細部までしっかりと録音されたアーティキュレーションが揃えられ、特に日本の小規模なストリングスセクションの強みである俊敏性と鮮明なサウンドに加えて、美しいレガートまでを一通り提供します。その流麗なメロディーや美しいレガートにより、アグレッシブで俊敏なパッセージを簡単に書き上げることができるでしょう。