『ヴォーカルのコンプ処理』〜サウンドの中で際立たせるコンプ術 By 飛澤正人 feat. 小寺可南子

前回の
「自宅ヴォーカルレコーディング入門&大質問会 By 飛澤正人 feat. 小寺可南子」

に引き続き、今回は主に、ヴォーカルのコンプ処理について掘り下げます。

前回と同じく、ゲストボーカルに小寺可南子さんをお招きし、バラード曲を素材として、エンジニア/プロデューサー飛澤正人氏が自宅環境で使えるコンプレッサー処理の実践的なノウハウを伝授します。

1. 適切な距離感でのレコーディング(おさらい)
2. コンプをかけ録りする?モニターでかける?
3. コンプの種類(方式)の解説
4. パラメータの解説
5. 適切なコンプ処理とは
6. ボリュームオートメーションと併用するわけ
7. サウンドの中で際立たせる技術

●こんな方にオススメ
・基本的なコンプ処理の方法が知りたい。
・今まで感覚で録音してきたが、コンプレッサー/パラメータの指標が欲しい。
・自宅での歌録りのクオリティをアップさせたい。
・デモのクオリティをアップさせたい。

視聴はこちらから
https://youtu.be/OjnbixqjkJI

出演者プロフィール

講師 : 飛澤正人

飛澤正人
Dragon Ash や GACKT , HY , SCANDAL , STELLA MAGNA などを手掛ける。 1980年代後半にフリーのレコーディングエンジニアとなって以降、日本の最先端の音楽シーンに関わり作品を作り続けてきた。最近ではミキシングテクニックを中心としたレクチャー動画の総再生回数が20万を超え、多くのクリエイターのスキルアップに貢献。またレコーディング誌へのレビューや連載、セミナーも数多く行っている。

2017年5月に市ヶ谷から渋谷にスタジオを移転し、3Dサウンド制作に対応した “PENTANGLE STUDIO” を設立。さらに 2020年3月には “next Sound 株式会社” を設立し、位相コントロール技術 『8WAY REFLECTION』を開発した。

現在は既存の“ステレオ”を3Dに進化させるべく開発技術の製品化に向けて奔走中だ。

★next Sound  https://next-sound.jp/

ゲストボーカル : 小寺可南子

小寺可南子
Singer / Lyricist / Vocal Coach
大阪市出身 ヤマハ音楽院大阪ボーカル科卒業

CMソングやジングルで多くの作品制作に関わる他、日本ファルコム株式会社のゲーム音楽を奏でる ”jdk BAND” のボーカルとして2006年より活動、楽曲の歌唱や作詞を担当する。

近年はアーケードゲームやスマホゲームアプリ等にも歌唱と作詞で参加、その他テレビアニメ作品への作詞も手がけるなど作詞家としても活躍している。配信番組やゲーム実況番組等を務める明るいパーソナリティとトークスキルを持ち、細い身体からは想像もつかないパワフルかつ繊細で安定した歌唱力には定評がある。

また、プロ向けの実践に即した歌唱指導やボーカルディレクション、作詞指導など後進の育成にも積極的に努めている。